研究活動が忙しすぎて冬休み消失のさんごうです こんにちは。
前回、EOS 7D markII の購入したことを投稿しましたが、
知り合いから「あんな写真ってどうやって撮るの?」と聞かれたので
ちょっと種明かしをしたいと思います。
今回は私が普段身に着けている時計、Furbo design F4003の写真を撮ってみました。
まあ可もなく不可もなく、いい写真が撮れました。
空間を意識するときは横位置、被写体を強調するときは縦位置で撮るといいです。
今回の写真は縦位置。
電池を使わない機械式の時計で、腕に付けて行動しているだけで
ゼンマイを巻いてくれる自動巻きです。
メカがかわいい。精度はそんなによくない。でもかわいい。
ちなみに機械式時計の精度は1日当たりの誤差が1分くらい。
一般的なクオーツ時計なら1ヶ月あたり15秒くらい。
電波時計に至っては、その電波のもとになる時計の精度に依存なので
なんと10万年に1秒の誤差という恐ろしき高精度です。
さて、この写真をどんな環境で撮っているかといいますと、
すごい大きなスタジオでストロボを何灯も焚いて大がかりに撮っている
というわけではなく
実は「こたつの上スタジオ」なのです。
こたつ(床でもいいですが)の上に簡易スタジオを置いただけ。
ストロボも1灯だけ。自然光の有無は被写体と雰囲気によりけり。
手前にあるのが言わずもがなカメラで、
簡易スタジオの右側、モニタの前にあるのがストロボです。
ストロボを置く位置で光の当たり方が変化して
いろいろと表情の違う写真を撮ることができます。
今回は正面から光を当てると表面のガラスが反射してしまったのでやや後ろ気味から、
かつちょっと影が落ちてる方が面白かったのでなるべく白色の拡散板に近づけて
あまり光が拡散しすぎないような感じに撮ってみました。
どんな大がかりな撮影かと思いきや、たったのこれだけなんですねー。
ただ機材としては
・カメラ
・簡易スタジオ
・三脚 2脚
・カメラから離して使えるストロボ 1灯以上
が必要ですが…
今すぐに全部そろえるとなるとちょっと大変。
もっと簡易にいくなら、背景の布さえあればあとは自然光を使って
それっぽい感じの写真は撮れますね。背景大事。
グレーの布とか1枚あればたいていの被写体は大丈夫でしょう。
簡易スタジオをみてわかるように、そんなに大きな布でなくでも大丈夫です。
(もしかしたら、引き出しに眠ってるTシャツとかでもいけるんじゃないか)
ちなみに簡易スタジオは、たたむとすごくコンパクトになるので押入れの端っこに
ほいっと片づけておけます。
実はたいして大がかりなことはしていないのに、さも大がかりに撮影したかのように
見る人を(いい意味で)欺く写真が撮れるようになると楽しいですよね。
写真は真実を写さず。
見る人の目を欺く写真を撮りましょう。